4/17の夜に「世界のコロナ事情と、コロナ後の未来を語る会」を開催しました。
(詳細はこちらをご覧ください。)
ベトナム、シンガポール、インド、イギリスの友人にスピーカーとなってもらい、統計数字だけではわからない、
その街のリアルを語ってもらいました。
報告第一回目は、各地のリアルをまとめます。
◆ベトナム(ホーチミン)
・感染者300名未満、死者0
・武漢で感染者がでたころから徹底した水際対策を実施(中国からの入国禁止など)
・1月末から今に至るまで学校閉鎖。
・3月末からソフトロックダウンで外出禁止(買い物はOK)
・政府からの補償は貧困層中心。
・タクシーは営業禁止だが、Grabなどの配車アプリはOK
◆シンガポール
・昨日(4/16)は一日で感染者700名
・感染者の多くは、外国からの労働者
・↑狭いところで集団生活しているので
・政府からの情報は毎日2回Whatsappで伝えられる
・リーシェンロン首相がスピーチしたりなど、政府の対策に対する信頼感高い
・4/6~サーキットブレイカーというソフトロックダウンを開始
・完全リモートワーク、レストランはテイクアウト、デリバリーのみ営業OK
◆インド(グルガオン)
・グルガオンはデリーから1時間ほどの大都市。IT都市?
・3/24~ロックダウン開始(今は延長されてシーズン2)
・ロックダウンの開始は4時間前に発表された
・タクシーも禁止のため、徒歩しか移動手段がない
・外に出られるのは買い物のみ
・製造業も含め、すべての経済活動を中止
・ムンバイではデモが起こり、そこでクラスターが起こったりしている
・デマによってバスターミナルに人が集まったりしている
◆イギリス(ロンドン)
・感染者約10万人、死者1万人以上。
・↑のため、医療がひっ迫している
・ロックダウン中(外出禁止、買い物・散歩のみ)
・ジョンソン首相のスピーチ後、すぐに街に人がいなくなった
・全ての労働者(外国人は別)に給与の8割を補償
・毎木曜日20:00~「医療従事者ありがとう」をたたえるために、ベランダにでて拍手
・↑本当に街中でやっているので、聞こえる
上記のような各国の様子を聞いてみると、今の日本の様子は大変だけれど、緩い対策で高い効果を得ている気がしますね。
皆様、非日常で大変なことも多いと思います。
が、明けない夜はないです。
コロナ以前の世界に戻るのではなく、コロナと共存する世界が来るのだと思います。
COVID-19がなくなっても、今回の大変革で起こったリモートワークや、働き方は継続されていくのかなと。
その時まで、まずはこの危機を乗り越えましょう。
経済も大事だけれど、生きていなければ何もなりません。
生命的に生き残り、そして経済的にも生き残りましょう!
明日はイベント報告第二弾、 アフターコロナの世界に関するセッションをまとめます。